毎回、(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHI【以下、ARTISANを(A)】にご出店されるとお昼過ぎには売り切れてしまう大人気の小松菜農家、浅倉ファームさん。
たくさんの方から茎が太くて味がしっかりしていて「とっっっても美味しい!」というお声が多数届いています!!
今回はそんな大人気小松菜のヒミツを探ってきましたよ♪
(株)大泉工場から車で約15分の草加市遊馬町のご自宅前に広がる畑。
写真には納まりきらなかったのですが、こちらの写真の約4倍はありました!!気持ち良いぐらいにいっぱいに育っている青々とした小松菜。なんだか、飛び込みたくなってしまいました。
小松菜の他にも、ご自宅用にキャベツや白菜、ネギ、大根、ジャガイモ、ブロッコリーなども栽培していました。
もともと米農家から始まった浅倉ファームさんですが、近所の農家さんたちが衰退していく中、時代の流れとともにサラダ菜を栽培するようになります。
ですが、約30年前にサニーレタスやロメインレタス、サンチュなどが流行しサラダ菜の需要が薄れていきます。
そこでサラダ菜を育ててきた土と遊馬町の気候に合う野菜は何かと考えた時に小松菜にたどり着いたそうです。
そんな浅倉ファームさんでは、毎朝7時半から夕方の市場に間に合うようにお父さんとお母さん、そして息子さんと3人で作業を始めます。作業中のラジオはお父さんにとって必需品なんだそう!
小松菜を土から抜き、お手製の束台にて小松菜を市場指定の束にしていきます。
束のまま水洗いし、根っこについた土を専用の機械で取り箱詰めをして出荷準備完了!!しっかりした根っこ付きで販売します。この根っこから水分と栄養分を吸い上げているので太くて美味しい小松菜が出来るのも納得できますね~!
小松菜を作る上でのこだわりをお聞きしたところ、浅倉ファームで栽培している小松菜は数十種類ある品種の中でも、市場に並んでいる品種の約30倍、高い種を専門の種屋から仕入れていると教えて頂きました!
また、種を植える際は土に水をまき余分な養分などをしっかり洗い流し、土をしっかり整備してから作業をしているそうです。
こちらは手動の種まき機。
持ち手から奥のローラーで土を掘り起こしながら種をまき、手前のローラーで土をならして植えていくそうです。とても貴重なものを拝見させて頂きました!!
(A)FARMERS MARKET KAWAGUCHIでは、テーブルや棚などの什器で小松菜がより美味しそうに見え、恥ずかしがり屋のお母さんと楽しく販売をしていますと娘さんから嬉しいお言葉を頂きました!
毎回、イベント前に実家へ帰り準備をして当日は販売、前回は旦那様にも販売のお手伝いをして頂き、家族総出でイベントを盛り上げて頂き本当に嬉しい限りです!!
小松菜は体にも良いし毎日食べて欲しいので、採れたての小松菜を是非食べて下さいと娘さん。
小松菜はシンプルにおひたしでも十分に美味しいけれど、ごま油とコショウや鶏ガラの素とあえたナムルが一番おすすめだそうです♪また、小松菜は油との相性が良いので色んなお料理で楽しんで欲しいとのこと。
私はこの日、頂いた小松菜をさっそく茹でてナムルにさせて頂きました!
ビールと無限に食べられるコンビで美味しく頂きましたっ☆彡
ご自宅も素敵な広い日本家屋で温かみのある雰囲気にとても癒されました。
お父さんに今後の目標をお聞きしたところ、身体の続く限り元気に浅倉ファームを続けていき、時代の変化を捉えながら消費者へ好まれる物を作っていきたいとのこと。
時代の変化も見逃さず、消費者への気持ちを忘れない心は代々続くまさに職人気質(Artisan)。
貴重なお話と体験をありがとうございました!!
これからも浅倉ファームの小松菜を(A)FARMERS MARKET KAWAGUCHIから皆様にお届けするお手伝いが出来たら幸いです。
今回のインタビュー担当は大嶋と、カメラ担当のベレスでした♪(thank you nice photo!!)